【2022年7月18日 更新】
現在の春日部市役所
現在の春日部市役所は、婉曲した見た目が象徴的な建物です。
昭和45年に完工したとのことで、当時として、このデザインは、相当オシャレだったんだろうなと思います。
ただ、さすがに老朽化が激しく、先の東日本大震災で被災して、震度6以上の地震が発生したら倒壊の危険性があるということで、元市立病院があったところに移転すべく、新庁舎の建設工事が始まっています。
新庁舎の場所
駅からは、ちょっとだけですが、離れてしまいます。
2023年9月に工事完了で、いつからそちらで業務を開始するかは検討中とのこと。
新庁舎の構造
新庁舎は、旧市立病院の東棟を改修して利用する既存棟+新築棟になるらしいです。
既存棟は新耐震基準を満たしていて、健全性の調査を行った結果も問題ないからとのことですが、昭和61年の竣工とのことなので、だいぶ老朽化してるので、この際、全部新築すればいいのに!と思ってしまいますが、やはり予算の都合上、難しいんでしょうね。
役割としては、企業でいうところの本社機能は既存棟に持たせて、受付や市民の利用箇所は新築棟という形になるようです。
コモンスペース
新庁舎では、手続きを行う窓口や会議スペースといった役所業務を行う機能以外にも、「市民に親しまれる庁舎」として、下記の目的で利用できる「コモンスペース」を設け、イベントや情報提供を通じて春日部市の魅力を発信する空間を整備するとのことです。
- 身近な人たちが交流できる場所
- ギャラリーとして、絵画やダンスなどの展示や発表を行える場(舞台は設置されず、平場となる)
- 食堂は市民も自由に利用できる
- こどもライブラリー
- まちのリビング
建設中
新市役所の建設工事は、着々と進行中。
建物前の道もきれいに整備されるようです。
そして、その工事をクレヨンしんちゃん達が見守っています。
最後に
市民としては、今まではなかった「遊び」の部分に期待してしまいます。
ただ、建物のデザインにそれほどの特徴がないのがちょっと残念です。
今の斬新なデザインの庁舎の後継になるものなので、特徴的なデザインも追及して欲しかったです。
なお、現行の庁舎は、 新本庁舎に移転したあとに解体されて、公園になる計画とのこと。
そう考えると、長い間、春日部のシンボルとして存在していた、今の庁舎を見れるのも、長くてあと3年くらいなんですね。
目に焼き付けておかなくては。
春日部市オフィシャルサイト
http://www.city.kasukabe.lg.jp/shisei/shisaku/kakushu/honchoshaseibi/index.html
本庁舎整備事業
春日部市役所(現在)
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